スマ留では、滞在形態として、シェハウス、ホームステイ、学生寮(3カ国のみ)に加えて、スマ留による自社専用学生寮「スマ留レジデンス(SMARYU RESIDENCE)」という滞在方法が選べます。選択肢が多いことは、これから留学生にとって嬉しいですよね。
スマ留レジデンス第1号は2022年にアメリカ・ロサンゼルスにグランドオープン。その後、他の都市でも次々にオープンしています。2024年時点では、2024年6月にオープンするイギリス・ロンドンのスマ留レジデンスを含めて、世界9都市にスマ留レジデンスを展開しています。
スマ留レジデンスが生まれたきっかけは?
そもそもスマ留レジデンスが誕生したきっかけは、コロナ禍が少し落ち着き見せ始め、各国の国境が再び開いて留学に行けるようになったのはいいけど、それと同時に沢山の人が国境を渡るようになり、留学したいものの、受け入れ宿泊施設が見つからないという留学生が出てきたことによります。
コロナ禍の間に、学生受入宿泊施設の数が減少してしまったからなんですね。そんな状況を改善するひとつの手段として、スマ留自体が独自の宿泊施設を用意して、留学を可能にしてあげるという方法をとったんです。
スマ留を利用しての海外留学の宿泊形態は、基本的はシェアハウスです。ニ番目の選択肢としては、ホームステイ。でも、シェアハウスもホームステイも当たり外れもあるし、人によって合う合わないが実際あるんです。
例えばシェアハウスは、いろいろな国籍の人たちと1つの居住空間を共有して利用します。それぞれのお国柄とかも知れて楽しいと思える人もいるでしょう。また、短期間であれば、刺激的と感じるかもしれません。でも、長期間となると話は別。
自分と常識が違う人たちと暮らすということは、あなたが今まで当たり前に感じていた「常識」がまったく相手に通用しないということ。台所の洗い物を全然してくれないとか、夜中に大声で騒ぐとか、リビングルームを散らかしっぱなしにするとかが、当たり前に繰り広げられたりします。
そういったことが彼らの常識だったりするからです。そんな状況が毎日続くと、精神的に参ってきてしまいます。日本人留学生の中には、留学を中止して、帰国を考える人も出てきたりします。
ホームステイはというと、個人的にはおすすめの滞在方法ではあるのですが、残念ながら10人中10人がそう感じるとは限りません。家族によってルールは違いますし、当然異文化での生活になります。ホストファミリーとどうしても仲良くなれない、という人もいます。
自分が渡航前に思い描いていたような理想のホームステイ暮らしではないと感じる人も、少なからずいます。本来なら、ホストや周りの人と相談しながら、うまく馴染んでいくということが理想的ではありますが、それが難しい人もいます。
このようなシェアハウスやホームステイでの生活に不安・心配を抱える人には、スマ留レジデンスが良い選択肢ともなり得ます。
スマ留レジデンスには、自分以外の日本からの留学生もいるので、悩みや不安をシェアすることもできます。同じ日本から来た者同士、国籍が違う者同士よりかは、ある一定の常識も通用します。
スマ留レジデンスによっては、スタッフも常駐しているので、不安な海外生活において、非常に心強い存在となってくれるでしょう。建物の清潔さや立地なども厳選しているので、快適な海外ライフを満喫出来そうですよね。
海外留学すると、海外の友達を作ることも貴重な機会のひとつではありますが、それと同時に、海外留学中に知り合った日本人の友達が一生涯の友だちになることも実際にはよくあります。あなたにとってスマ留レジデンスがそのような機会になると、素敵ですよね。
スマ留レジデンスの良いところを整理すると
- 居住者間の異文化のストレスが少ない
- 居住空間が清潔で綺麗
- 立地が良い
- 常駐スタッフが居る場合がある
- 一生涯の友達が見つかる可能性もある
スマ留レジデンスが利用出来る国・都市
現在、スマ留レジデンスが利用できるのは、7カ国9都市になります。現時点でも引き続きスマ留レジデンスの場所が増えていっている段階ですので、今後さらに増えることも予想されますね。
現在スマ留レジデンスは、世界中のどんなところにあるのか。一緒に見ていきましょう。
国名 | 所在都市 |
---|---|
アメリカ | 1都市 |
カナダ | 2都市 |
オーストラリア | 2都市 |
イギリス | 1都市 |
アイルランド | 1都市 |
マルタ | 1都市 |
フィリピン | 1都市 |
ロサンゼルス(アメリカ)
オープン | 2022年7月4日 |
スマ留スタッフ | 日本人スタッフ常駐 |
建物タイプ | 5階建ビル |
各室 | バスタブ付きバスルーム |
5階建てのマンション風の建物の一室をスマ留が借り上げて、スマ留レジデンスとして提供しています。
新築の建物のお部屋には、テレビやWi-Fi、エアコンも完備していて快適生活。各個室、バスルール付きです。さらに、レジデンス内にはスマ留の日本人スタッフも駐在しているということで、いざというときも安心です。
レジデンスの立地も良くて、大型ショッピングセンターやスーパーにも徒歩10分程度で行くことが出来ます。さらに、ハリウッドまでも車で約10分の距離。留学中には是非一度は訪れてみたいですよね。
バンクーバー(カナダ)
一棟目
オープン | 2022年10月4日 |
スマ留スタッフ | 日本人スタッフ常駐 |
建物タイプ | タウンハウス |
部屋数 | 2部屋(ツインベッド/ダブルベッド) |
浴室 | バスタブ付きバスルーム |
バンクーバーに登場した最初のスマ留レジデンスが、こちらのタウンハウスの住まい。清潔な居住空間で清潔を遅れるのは助かります。また、バスタブ付きのバスルームなのも、日本人としては嬉しいですね。
レジデンス内には、日本人スタッフの方も常駐していますので、いざという際には頼れる存在に。
四棟目
オープン | 2024年5月19日 |
スマ留スタッフ | 日本人スタッフ常駐 |
建物タイプ | 6階建ビル(日本のマンション風) |
部屋数 | 3部屋(全ツインベッド)×2ユニット 1ユニットは女性専用 |
各室 | バスタブ付きバスルーム |
バンクーバーでは複数のスマ留レジデンスを運営。その中の最新となる四棟目のレジデンスがこちら。最新のコンドミニアム「Lonsdale Square」のユニットを二部屋借り上げて、スマ留の留学生に提供しています。
立地はバンクーバーの中でも特に富裕層に人気のノースバンクーバーエリア。さらにLonsdale Squareではデジタルセキュリティシステムを採用していて、さらなる治安の良さを保証。
Lonsdale Square周辺は、日常品のお買い物から、レストラン、公園も近く、住むにはとても便利な場所です。
トロント(カナダ)
オープン | 2023年 |
建物タイプ | 36階建ビル 29階の一室を借り上げ |
部屋数 | 1部屋(ツインベッド) もう1部屋あるがそこは他国籍学生が滞在 |
カナダ・トロントのスマ留レジデンスは、38階建てラグジュアリーアパートメント「The Parker」の29階の一室をスマ留用に貸し切っています。
施設内には、スポーツジム、屋上プール、ボーリング場やビリヤード台、パーティルームなどのエンターテイメント空間から、勉強や仕事に使えるコワーキングスペースなども備えています。
メルボルン(オーストラリア)
オープン | 2022年12月8日 |
建物タイプ | 大型学生寮 |
部屋 | 二人部屋確約 |
各室 | バスタブ付きバスルーム |
地元オーストラリアや世界各国から集まった学生が集う大型学生寮施設「Campus Melbourne」の一室をスマ留レジデンスとして利用。
Campus Melbourne内には、屋外プール、ジム、バスケットコートなどの運動施設から、ラウンジ、カフェ、勉強スペースなど落ち着いたスペースまで、充実の内容となっています。
他の学生さんとの交流も自然と生まれそうですよね。
ゴールドコースト(オーストラリア)
オープン | 2022年12月8日 |
建物タイプ | 一軒家 |
部屋 | 5部屋(各シングル) |
ゴールドコーストのスマ留レジデンスは、贅沢な一軒家仕様。ツインルームが5部屋あり、合計10名が宿泊することが可能です。
ロケーションは治安が良い閑静な住宅街。海にもバスで10分で行くことが出来る距離です。
オーストラリアには他にシドニーとブリスベンにスマ留レジデンスがあるとの情報も一部ありますが、現在は閉鎖しているか、長期間満室等の理由で、公式サイトへの掲載はありません。
ダブリン(アイルランド)
オープン | 2022年10月27日 |
建物タイプ | 二階建て一軒家 |
部屋 | 5部屋(一人部屋~三人部屋) 一部の部屋は外国籍の学生が利用 |
アイルランドの首都ダブリンにあるスマ留レジデンスは、治安が良いとされているダブリン北部に位置するフィブスバラというところにあります。
ショッピングセンターや人気の語学学校にも徒歩圏内の絶好のロケーション。二階建て民家を改装したレジデンスです。部屋には必要なものは揃っているので心配なし。
レジデンスの一部は外国籍の学生さんも滞在しているため、国際交流が生まれる機会の場にもなっています。
シウィーイ(マルタ)
一棟目
オープン | 2023年2月14日 |
建物タイプ | 4階建ビル |
部屋数 | 二人部屋6部屋/三人部屋3部屋(相部屋) |
マルタは、季節によっては留学のための宿泊施設の確保が難しいようで、それが理由で留学断念しなくてはならないこともしばしば。そんな状況を救うために、登場したのがマルタのスマ留レジデンス。
治安・設備・清潔さ・利便性を重視した、スマ留学生のための宿泊施設です。マルタの繁華街のひとつであるセントジュリアンにも徒歩圏内で行くことが出来ます。また、マルタで人気の語学学校にも徒歩2分という便利さです。
二棟目
オープン | 2023年10月 |
部屋数 | 全て二人部屋 |
マルタの留学生宿泊施設不足を解決するためのマルタ二棟目のスマ留レジデンス。こちらの一棟目同様に徒歩圏内でセントジュリアンまで行くことができます。
新築物件なのでとても綺麗なのも特徴。各フロアに家具家電、洗濯機、キッチンなども完備しています。
セブ島(フィリピン)
オープン | 2022年9月9日 |
スマ留スタッフ | 日本人スタッフ常駐 |
建物タイプ | ITパーク内(Cebu I.T. Park) |
部屋数 | 一人部屋か二人部屋 |
スマ留が現地最大級の語学学校QQ Englishと提携して、スマ留留学生のためのレジデンスを用意しました。場所は、セブ島最大のビジネス街となるITパーク(Cebu I.T. Park)内。QQ Englishへも徒歩7分の立地です。
施設内には、24時間営業コンビニエンスストアがあったり、ほかにもカフェやレストラン、プール、バスケットコートなどもあります。警備員が多く配置されている治安もバッチリ。レジデンス内には、スマ留の現地日本人スタッフも常駐しています。
スマ留レジデンス まとめ
現在スマ留では11カ国への留学を取り扱っています。そして、現時点でそのうち7カ国(9都市)でスマ留レジデンスが利用できます。
留学渡航先での宿泊不足を解決するために生まれたスマ留レジデンス。でも単なる数合わせのための宿泊先ではなくて、日本留学生のニーズを満たすような、居住空間の清潔さや快適さ。便利な立地であったりとかを考慮した厳選したアコモデーションになっています。
その他の宿泊形態であるホームステイやシェアハウスも、それはそれで良さがあるのですが、万人というわけにはいきません。異国の文化、風習に合わせなければなりませんからね。それなりの苦労があります。
スマ留レジデンスを利用すれば、そういったストレスが軽減されることになるでしょう。ある意味、語学学習に集中できる環境が整えられるとも言えますよね。
スマ留レジデンスの問題点を言えば、数に限りがあるということ。宿泊先不足の解決策としてのスマ留レジデンスですが、同時期に宿泊出来る留学生の数も限られています。
宿泊先の選択肢としても人気があるので、数ヶ月先まで予約で埋まってしまっているということもあります。
スマ留さんにお願いしたいのは、スマ留レジデンスの数、利用可能都市をもっと拡大していって欲しいですね。