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せっかくのアプローチを断る!? ~「Do you mind~?」「Don’t you mind~?」の意味と、Yes/Noの返事の答え方~

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目次

Do you mind~? Don’t you mind~?と聞かれた際の答え方

今日のテーマ
日本語と英語とでは、質問に対する返事をする際の「はい/Yes」「いいえ/No」の使い方が異なります。、慣れるまで繰り返し練習するといいでしょう

Do you mind~?と聞かれた際に、

「Yes」と「No」の使い方を間違えたら、さあ大変。


さらにややこしいのが、

Don’t you mind~?と聞かれたとき。

「Yes」・「No」の返事の仕方をしっかりと覚えて、この登場人物のみたいに、せっかくのチャンスを台無しにしないように。

さあ、本題に入っていきましょう。

YesとNoの使い方

日本語と英語とでは、返事をする際の、YesとNoの使い方が違います。

知っている人もいるでしょうし、

「それってどういうこと?」

という人もいるかもしれません。

今回は英語での返事の仕方についてお話します。
 
 
 
今回はちょっと、妄想まじり(?)のストーリー。


たとえば、こんなシチュエーション。


外国に留学中のA君。

1ヵ月が過ぎて、ちょっとは外国の生活にも慣れてきました。

クラスメートの友達とも仲良くなり、楽しくなってきた頃です。

ある日、仲の良いクラスメートにパーティーに誘われました。

ネイティブも集まる、にぎやかなパーティーです。

そこでラッキーなことに、金髪のかわいい女の子と話をするチャンスが!

 
しかも彼女、日本のことに興味津々。

慣れない英語だけど、一生懸命にいろいろと教えてあげました。


そしたら彼女が、

「Do you mind if you teach me more about Japan this weekend?」

って聞いてきたんです。

マジでっ、ラッキー。

よろこんで言った返事はもちろん

「Yes!」

■って、

そしたら彼女、なぜかけげんな顔をして

「OK, that’s fine. Bye.」

といって去っていってしまったんです。

えー、なんでー。

あんなに興味深々だったのに、いきなりバーイって..


どういうこと??

「Do you mind~?」の意味を考える

 

するどい人ならもうおわかりですよね。

この会話を日本語に訳せば、

「今度の週末にもっと日本のこと私に教えてくれる?」

「やだよ!」


といったのと同じです。


■ Do you mind ~?

の意味は、


「~するのを気にしますか?」。


これを「Yes」と答えれば、「気にします」という意味です。


今回の会話のケースでは、

「やだよ!」
「えっ、そりゃ面倒だな」
「それはちょっと..」
 
とリアクションしたのと同じなのです。

それでは「うん、よろこんで話しするよ」、と言いたかったら、何て言ったらよかったのか?

「No, I don’t mind at all.」


とうれしそうに返事すれば

バッチリだったんです。

もっと日本の話をすることを

「全然気にしないよ(否定形)」

ということで、返事は「No」なのです。

間違ってもA君のように、絶好のチャンスを逃すことの無い様に。

■今回のような、Yes/Noの返事の間違いは、日本人のおかしやすいミスのひとつです。

 
知ってはいても、いざ実際の英会話となると、やってしまいやすいこのての間違い。

 

最初のうちは、返答するときは、一呼吸してちょっと考えてから、声にだしたほうがいいかもしれませんね

(せっかくのチャンスを逃さないためにも!)。

「Don’t you mind~?」と聞かれたら

《 追記 》

英語での返事の仕方は、あなたがその聞かれた事柄に対して

「正」であれば「Yes」

「逆」であれば「No」ということ。

 
では、本文中の質問文が例えば、

Do you mind if you teach me more about Japan this weekend?」
 
「今度の週末にもっと日本のこと私にもっと教えるのを気にしますか?」(直訳)
 
ではなく、

Don’t you mind if you teach me more about Japan this weekend?」

「今度の週末にもっと日本のこと私にもっと教えるのを気にしませんか?」(直訳)
 
と(否定形の疑問文で)聞かれたとしたらどうしますか?

この場合でも、あなたの「聞かれた事柄(~のことを気にするかどうか?)」に対する答えは、「気にしない(逆)」になるので、「No」になるわけです。



質問のされ方が、肯定疑問文でも否定疑問文でも、あなたの答えはかわらずに、「No」というわけです。

最初はややこしいと感じるかもしれませんが、慣れてくると、自然に答えられるようになりますよ。


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