日本人留学生と中国人留学生の留学目的の違い
今日のテーマ
海外における、中国からの留学生と日本からの留学生は、留学の目的が異なる場合が多いようです。どのような違いがあるのでしょうか
■ここニュージーランドには
世界の各国から留学生達が集まります。
スイス、エジプト、イラン、イラク、
タイ、 ブラジル、アルゼンチン、
ラオス、韓国、中国、
それに日本。
もちろん
もっともっと沢山の国々から
いろんな人達が来ているわけです。
■その中でも特に多い国籍が
中国・韓国・日本。
■ここでちょっと面白いのが
中国人留学生と日本人留学生との違い。
もちろん各国
それぞれの特徴があったりするんですが、
この2国は結構対照的だったりします。
中国人留学生の留学目的
何が違うか?
それは、
『英語の勉強が目的で
留学に来る学生の数が、
中国人の場合は圧倒的に少ない。』
どういう意味かわかります?
多くの中国人の留学の目的は、
英語じゃないんです。
「えっ?」って思われるかもしれませんね。
■どういうことかと言いますと、
中国人の多くは、
海外の大学で
ビジネスやコンピュータや
経済や、そういったことを
学ぶために海外に留学に来るんです。
英語の勉強が目的ではない
ってことなんです。
でも、
彼らだって、私達日本人同様に
英語があまり出来ない状態で海外に来ます。
その状態では当然
大学での講義なんかには出席できませんから、
だから最初に英語を勉強するわけです。
そしてある程度英語が出来るようになったら
大学に進んで、
それぞれの専門科目に進んでいく。
これが一般的な中国人の留学です。
日本人留学生の留学目的
■いっぽう日本人の場合はどうか?
留学の目的は英語の習得
英語を勉強しにきて、
ある程度上達したら(しなくても?!)
日本に帰る。
これが典型的な日本人の留学です。
■どちらが良い・悪いなどという議論を
ここではするつもりはありません。
別にどちらでもいいと思っています。
留学の目的は個人個人で違って当然ですから。
ただ、明らかなこのような違いが存在しています。
■日本にいるとこのような
出身国による留学生達の違いは
なかなかわかりずらいかと思います。
きっとこういった話をする
英語業界の人や教育者も
あんまりいないかと思います。
今までそういった話をした先生はいましたか?
だから、
ちょっと興味深いネタかな?とおもって
今回はこんな内容をお伝えしてみた次第です。