タクシーの習慣の違いと、タクシーに乗る/降りるの英語表現
今日のテーマ
日本と外国とでは、タクシー乗車の習慣が違うことがあります。ニュージーランドの例をご紹介します。また、海外で必要になるフレーズ「タクシーを捕まえる」「タクシーに乗った」「タクシーを降りた」の英語表現も学習しよう
タクシーの座る場所が違う
今回はタクシーのお話をしましょう。
筆者は、
バスに比べたら
タクシーを利用する機会はずっと少ないですが、
それでもたまには利用はします。
そして、
初めて(こっちに到着した初日ですね)タクシーを利用した時、
「ビックリしました。」
だって、
こちらニュージーランドでは
タクシーに乗るときって、
運転手の隣に乗るのが常識なんですもん。
タクシーに乗ろうとすると、
普通に助手席に誘導されます。
日本だったら3,4人で乗車するような際に、後ろに乗り切れなくって前に乗るということはあっても、一人しか乗らないのに「前に」ってことはまずないですよね。
でも、
こっちでは助手席に座るのが
「常識」。
国が違えば常識もいろいろと異なります。
タクシーの英語での言い方
■ちなみにタクシーって英語では
「taxi」 (そのままですね)
「cab」
「taxicab」
とかと言いますよね。
「タクシーをつかまえる」を英語で
■これを使って英語で
「タクシーをつかまえよう」
と言うには、
「I’ll get a taxi.」
とか、
「I’ll catch a cab.」
「I’ll pick up a taxicab.」
といった風に
動詞は「get」や「catch」「pick up」を使えます。
「タクシーに乗り込んだ」を英語で
■タクシーをつかまえて、
そして無事に、
「タクシーに乗り込んだ」
これを英語で言うと、
「I got in a cab.」
「I got into a taxi.」
のように
「get in 」、「get into」
といったイディオムを使えます。
「タクシーを降りた」を英語で
■それでは最後に
「タクシーを降りた」
これを英語で言い表せば、
「I got out of a taxi.」
のように(get out of)なるわけです。
■バスなんかは
「get off」で「降りる」を言い表しますが、
タクシーの場合は、
小さい(バスと比べて)物体から(「降りる」というよりも) イメージとして「(中から)出る」という感じになるわけです。
日本語訳では
どちらも「降りる」で一緒ですが、
イメージとしての違いは
なんとなくわかりますでしょうか?
英語は時にはイメージで覚えることも重要です。
《 追記 》
電車/自転車/船から降りるを英語で
■ほかの乗り物の「降りる」をみてみると、
「電車から降りる」は普通、「 get off 」
「自転車から降りる」も、「 get off 」
「船を降りる」も、「 get off 」
こうみると
ほとんどの乗り物は「 get off 」
で表わされることが多いです。
タクシーとかいった車のように
小さい箱の乗り物の場合はのみ
「 get out of 」を使うということになりますね。