今日のテーマ
「Why not?」には、「人に誘われたり、お願いされた時」に使うケースと、「相手の返事に対して使う時」との2パターンの使い方があります。それぞれの例について学んでいこう
「Why not?」の使い方 パターン1(人に誘われたり、お願いされた時)
「Why not?」
このセリフってどんな意味だと思います?
(知っている人は「し~っ!(内緒ですよ)」)
「 why 」は「何故」で、
「 not 」は否定形で...
「何故じゃないのは?」.....
それとも、「じゃないのは何故?」...
なんだこの訳は??
■「Why not?」という英語は、実はけっこういろろな使い方があるんです。
今回はその中の、ちょっと便利で、かつ、ちょっとネイティブっぽい使い方をご紹介しましょう。
Why notの使い方の例文紹介
■じゃあ、まずこんなケース ↓
▽ケース1.
相 手 ”Hi, why don’t you come over to my place this weekend ?”
(ハイ!今週末うちに来ない?)
あなた “Why not ?”
次にこんなケースも、
▽ケース2.
相 手 ”Let’s go to the pub !”
(飲みに行こうよ!)
あなた “Why not ?”
▽ケース3.
相 手 ”Would you do me a favor?”
(お願いがあるんだけど、いい?)
あなた “Why not ?”
■なんとなーく、わかってきました?
それとも逆に、こんがらがってきちゃったかな?
それじゃあ、答えを言いましょう。
答えは、
「もちろん!」
ってこと。
■「Why not?」
→「何故、notなの?」
→「何故、notって言うの?」
→「何故、not って私が言う必要があるの?」
→「not って言う必要なんてないよね?」
→「もちろん、当たり前よ!」
こんな感じでしょうか!
相手から何か誘われたり、お願いされたりした時に、 「もちろんだよ!(Noのわけないじゃん!)」と、応じる際の返事として使われるのが「Why not?」です。
友達同士とかとのカジュアルな会話の中で、よく使われるフレーズです。
■この「Why not?」、最初にも申し上げましたが、 他の使われ方もあります。
次にそのほかのパターンをお伝えしますね。
「Why not?」の使い方 パターン2(相手の返事に対して使う時)
■前半にご紹介した、
「Why not?」=「もちろん!」
とはちょっと違う使い方をここではお伝えします。
Why notの違う使い方の例文
それではこんな例をみてみて下さい。
▽ケース1.
あなた ” How about going to a movie? “
(映画に行くってのはどう?)
友達 ” Not for me. “
(私は遠慮しておく..)
あなた ” Why not? “
それではもう一つ
▽ケース2.
あなた ” Can I just borrow your mobile? “
(ちょっと携帯貸してもらっていい?)
友達 ” No, you can’t. “
(ううん、ダメ)
あなた ” Why not? “
■今回のパターンの方がわかりやすいですね。
そう、
上記のケース1、2の「Why not?」は、
「えっ、何でノーなの?」
「どうしてダメなの?」
という意味ですね。
Why notの違う使い方の復習
■それでは、もういちど今回の例をおさらいしてみますと、
▽ケース1.
あなた ” How about going to a movie? “
(映画に行くってのはどう?)
友達 ” Not for me. “
(私は遠慮しておく..)
あなた ” Why not? “
(えー、どうしてー、映画一緒に行こうよー。)
▽ケース2.
あなた ” Can I just borrow your mobile? “
(ちょっと携帯貸してもらっていい?)
友達 ” No, you can’t. “
(ううん、ダメ)
あなた ” Why not? “
(えっ、マジで、貸してくれたっていいじゃん!)
こういう感じの会話だったんですね。
■あなたが相手に何かを提案したり、頼んだりした際、相手の返事が「 No 」で、あなたが「どうしてノーなの?」とリアクションする時に、「Why not?」というフレーズが使えるというわけです。
前半の、「Why not?(もちろん!)」
後半の、「Why not?(どうしてノーなの?)」
どちらも、覚えるのは簡単で、しかもちょっとネイティブっぽいワザですよ。
是非どんどんと使ってみてください。