道路の反対側・向こう側の英語表現
今日のテーマ
「道路の反対側」「通り挟んで向かい側」「道の向こう側」といった場所の説明をする際の英語表現を学ぼう
■先週末に、知人が経営するカフェがオープンしました。
元々は車の修理場だったようなところを、仲間の力を借りて、大改装して、おしゃれなカフェに大変身させてしまったのです。
■自分も、改装中から時々店内を見る機会があったのですが、当時はとてもとても現在のような内装になるとは、想像もつきませんでした。
本当にすっかりおしゃれな倉庫風のカフェに、生まれ変わってしまったのですから。
道の反対側を英語で説明する際の間違い例
■さて、そのカフェですが、どこに立地しているかというと、ピザ屋さんから、通りを隔てた反対側にあるのです。
この「通りを隔てた反対側」、
別の言い方をすれば、
「通りを挟んだ向かい側」
「道の向かい側」
「道路の反対側」
というのを英語でどのように表現するか?
「There is a new cafe in front of a pizzeria.」
これで正解?
残念ながら不正解ですっ!
■以前、英会話の先生に、「日本人はこういう表現のときに、「in front of」を使う生徒が多いのよね」
という話を聞いたことがあります。
でも実際はネイティブは、「in front of」は使いません。
「in front of」を使うと、すぐその目の前って感じになるので、そんなすぐ目の前にカフェがあったら、ピザ屋さんも困っちゃいますよね(笑)。
道の反対側を英語で説明する正しい言い方
このようなときは、
「There is a new cafe opposite a pizzeria.」
というように
「opposite」
を使うことが出来ます。
「opposite」というのは、何かと何かが向かい合っている状態です。
だから、新しいカフェとピザ屋さんは通りを挟んで、向かい合っている状態になりますので、
「There is a new cafe opposite a pizzeria.」
と言うことが出来るのです。
■友達とかに、場所の説明なんかをする際に、便利な言葉となる「opposite」。
覚えておいたら役に立ちますね。
「通りの向こう側」とだけ言う場合の英語
■さて、「○○と道路をはさんだ反対側」のように「○○の」と言うときは「oppoiste」を使って、このように表現すればいいですが、ただ単に、「通りの向こう側」という時はどうしましょう?
■例えば、あなたの奥さんが、通りの向かい側にあるコンビニにちょっと行っている、というのを英語で言うとしたらどう言うか?
このようなときは、
「 My wife is just at a convenience store across the street. 」
というように
「across the street」
という言い方をするのです。
「across」という単語は、
「~を横切っての」とか、
「反対側に向っての」
というようなニュアンスの意味があり、
「通りを横切っての」
「通りの反対側に向っての」
というような意味ともなり、要は、
「通りの向かい側」
「通りの向こう側」
となるのです。
■この、
「across the street」
という英語も、日常会話にはバンバン出てくる表現ですね。
まとめ
この新しいカフェの場所を表現する際、
「The new cafe is located opposite the pizzeria. 」
のように、oppositeを使った英語表現以外にも、後半にご紹介した 「across from」を応用した、
「The new cafe is across the street from the pizzeria. 」
「The new cafe is right across from the pizzeria. 」
のような言い方も出来ます。