「遠慮はいらない」を英語で
今日のテーマ
「遠慮しないで!」とネイティブの女性に言われた時に、彼女は「shy」という単語を使って、それを表現していました。どんな状況で使われていたのかを見てみよう
■人の家にお邪魔して
食事をご馳走になったりするとき。
特に、
ひとり、ひとり個別のお皿に
盛って用意されてなくて、
バイキングのように
各自、自由に自分のお皿に
好きなだけ料理を盛って、なんて場合、
どれだけの量を自分のお皿に盛るかって、
ちょっと迷いませんか?
「あんまり盛るのも周りの人のことを考えていないようだし・・」
「あんまり遠慮しすぎるのもどうかなあ・・・・」
なーんて。
たいしたことではないかもしれないけど、
ちょっと考えちゃったりしますよね。
■このまえ、
友人宅に招待されて、
奥さんが
(と、いってもかなり若い奥さん)
カレーを作ってくれました。
6人その場にいて、
自分は2番目に
カレーをもらいにいったのですが、
「んー、自分の後に4人居るから・・・」
などと計算しながら、
気持ち控えめの量に。
遠慮していた自分に奥さんが言った英語のひとこと
■全員お皿にカレーを盛り、
そして、全員カレーを
食べ終わったのですが、
実はまだちょっと台所には
カレーが残っていた模様。
そしたら、
奥さんである彼女が自分に、
「あんまりカレー盛らなかったでしょ?」
といった後、
「Don’t be shy. You should have more.」
とのひと言。
「遠慮しないでね」という英語での心配りのひとことだった
■要は、
「遠慮しないでもっとどうぞ。」
「遠慮しないで食べてね。」
「遠慮はいらないからもっと食べて。」
ということを、
彼女は筆者に言ったわけです。
■この
「Don’t be shy.」
というフレーズ。
ここで使われている
「shy」という単語を、
英語学習書の一部には、
「気が弱くて、何かが出来ない」
といった意味として
少し否定的な意味として
書かれている場合もありますが、
実際には、友達同士では
けっこう普通に使います。
■ちょっと友達が
遠慮している様子だったら、
「Don’t be shy.」
と気楽に声をかけてあげる。
よくある光景のひとコマです。