「I don’t know.」は気をつけて使わないと、超失礼な印象を相手に与えることがあります
今日のテーマ
分からない、知らないなどを意味する「I don’t know.」という英語フレーズですが、使い方には注意が必要です。どうしてなのでしょうか?
I don’t know と言った結末
“I don’t know(アイドンノー)”
というフレーズを和訳すれば、
「わかりません/知りません。」
それじゃあ、例えば、初めて会った相手に
” Excuse me. Have we met before? “
(前にお会いしたことありましたっけ?)
なんて聞かれた時、
「あれー、どうだったけなあ、思い出せない。わからないなあ。」
んー・・・
「わからない」のだから、こう答えればいいっか。
↓
↓
” I don’t know. “
・
・
・
?!
こんな風に答えてしまう日本人って結構多いんですよね。
でもこれ、マジで要注意です!
■英語ネイティブスピーカーが、この会話で受ける印象を日本語にすると、
相手 「前にお会いしたことありましたっけ?」
あなた 「そんなこと知るか!」
あなたはこんな会話をしてしまったのと、同じなのです・・・!
I don’t know という言葉が持つ意味
■この「I don’t know.」という英語表現はちょとクセモノで、あまりにも日本人にとっつきやすい表現であるために、逆に使い方を誤ってしまう場合があるのです。
「I don’t know.」というのは、「知らない/わからない」といった意味なのですが、この言葉を発せられた際に相手はあなたに対して、
・思い出そうとする意思がまったく無い
・そんな質問興味が無い
・どうだっていいじゃん
という風な印象をもたれてしまう恐れがあるのです。
要は、ぶっきらぼうで無責任で無関心ってところでしょうか。
こんな印象を相手にもたれたくないですよね。
I don’t know の代わりに I’m not sure
■それでは、今回のような会話の場合なんて言えばいいのか?
答えは、
” I’m not sure. “
(いやあ、ちょっと思い出せないですねえ・・)
(どうでしたかねえ・・・)
■こういう言い方をすれば、現がずっとソフトになって、 相手に変に悪い印象を与えることもありません。
「I don’t know. 」と「I’m not sure.」。
一見非常に似た意味の表現ですが、時と場合によっては相手に与える印象は全く異なります。