鼻の穴の英語表現
今日のテーマ
鼻は英語で「nose」というのは誰もが知っているはず。でも、「鼻の穴」の英語を正しく言える人は少ないのではないでしょうか。今回は、鼻の穴の英語表現と、その英単語の語源を学習
鼻の穴を英語で言ってみて下さい
■今日のテーマは「鼻の穴」?
はい、そうです、「鼻の穴」です。
「鼻の穴」をあなたに英語で言っていただきたいのです。
いいですか?
それではどうぞ!
↓
↓
あなた「えーっと、鼻は「 nose 」だから・・
そして、それの穴だから・・・
わかった!
『 nose hole 』だっ!」
本当にそれでいいですか?
あなた「おっとちょっと待てよ。
確かにこれでいいだろうけど、
鼻の穴は2つあるから
複数形で『 nose holes 』だな!
あぶない、あぶない、
ケアレスミスするとこだった・・」
■単数・複数の注意力もあってなかなか鋭いですね。
その考え方はいいですよ。
会話の中で穴が「1つ」のことをさしている場合は単数、「両方の穴」のことをさしている場合は複数。
この考え方はあってます。
しかし、残念ながら、
「 nose hole ( nose holes) 」は間違いです!
注:昔々は使われていたようです。また、小さい子供なんかも、まれに使ったりすることもあります。
鼻の穴の英語の正解と発音の仕方
じゃあ、何て言うの?
答えは、
「 nostril 」
発音はちょっと難しいです。
「ノストロー」みたいな感じで発音します。
(アメリカ英語では「ナストロー」の方は近いかな)
なんだか面白い読み方ですよね。
単数形(鼻の穴ひとつ)だったら「 nostril 」、
複数形(両方の鼻の穴)だったら「 nostrils 」
ということになります。
■なんだか、簡単そうでいて、実は知らなかったりする単語がありますが、この「 nostril 」なんかはその典型かも知れませんね。
是非この機会に覚えてくださいね。
nostrilの語源
■ところで、
「なんで、「 nostril 」って言うのか?」
それは、古記英語において「nose」は「nosu」、「hole」は「thyrel」という単語が使われていたようです。
この「nosu(鼻)」と「thyrel(穴)」をくっ付けて、「nosthrl」という単語が生まれ、それが後に「nostrille」となり、最終的に現在の「nostril」という単語になったといわれています。
■こういう成り立ちを知ると、「単語」というのは、何百年という時間と共に変化をし続ける、まるで「生き物」のような存在ですね。