拗ねる・ふてくされるの英語表現
今日のテーマ
「拗ねる」「ふてくされる」の英語表現を学ぼう。親子間では特によく使うケースが多そうです
我家ではよく夕食を終えた後に、家族でゲームをするんです。
もしあなたが家族を持っていて小さい子供がいたら、きっと食後のゲームは定番かもしれませんね。
現在、筆者の息子は8歳ですが、ひと昔前まではゲームをやるとちょっと大変でした。
■きっと誰でもゲームで負けたら、あんまりいい気はしませんよね。
「でも、ただのゲームなんだから結果は別にいいや」
と普通は思います。
でも、小さい子供にはそうはいきません。
やっぱり負けたらすごく悔しいんです。
そうするとどうなるか。
「すねるんです」
彼にとってはゲームの負けというのは、とっても大きいこと。
「まあただのゲームだから別にいいっか」
と割り切れるような歳ではないのです。
拗ねるを英語で言う
■この「すねる」という状態。
今回のような状況は英語で言うと、
1.「 He is being sulky. 」
2.「 He is sulking. 」
もしくは、
3.「 He has the sulks. 」
■ちょっと単語の説明をすると、
上のセンテンスの1は、
形容詞の「sulky(すねた)」を使った例。
センテンス2は、
動詞の「 sulk (すねる)」の進行形。
センテンス3は、
名詞の「 sulk (すねること、不機嫌)」を使っています。
■どれも普通に使える表現ですが、筆者の日常生活でみると、よく使われるのは、
1の「 He is being sulky. 」と
2の「 He is sulking. 」ですね。
ちなみに発音は、
sulkは、スォクッ
sulkyは、スォキィ
みたいな発音の仕方をします。
being sulky(拗ねた)子供には優しく言葉を掛けてあげる
■さあ、単語の説明から、ゲーム中のシチュエーションに話を戻しますと、こういう子供がすねた状態なると親はちょっと困りもの。
逆切れしてこっちも、「 Being sulky 」状態になるわけにもいきませんしね。
こういうときは、優しく
「 Stop your sulking, honey. 」
「 Stop being sulky, my sweetie. 」
と言った後に、
「 This is just a game. It doesn’t matter who wins. The important thing is that we are having a nice time together playing the game. 」
「これはだだのゲームなんだよ。誰が勝つかなんて重要じゃないんだ。大切なのは家族でゲームをやって、楽しいひとときを一緒に過ごすことなんだよ。」
と伝えてあげる。
そうすると、最初はすねていた子供も、親が言っている意味を理解して、
「 Sorry, daddy. Do it again? 」
(お父さんごめんなさい。ねえ、もう1回やろうよ?)
なんて言ってくるものです。
おまけ
拗ねる・ふてくされるの英語表現は、
形容詞:being sulky
動詞 :sulk
以外にも、
形容詞:being pouty
動詞 :pout
という英単語を使って
表現することもできるようですね。