back to frontの意味と使い方
今日のテーマ
「back to front」の意味と使い方を覚えよう。このページの説明を読むと、なんで日本の書籍が、back to frontなのかも分かりますよ
もし機会があったら
あなたに是非試して欲しいことがあるんです。
それは、
そうですねぇ、
理想としては日本のこととかをあまり知らない人。
日本にきたての西洋人とか、
海外で会った西洋人とかがいいかもしれません。
彼らにあなたが持っている小説本を見せて欲しいのです。
「これ日本の有名な小説なんだよ」となんとか言って。
(ちょっと興味を引くために
少し写真とかが入っているといいかもしれません)
まあ、当然渡した相手は日本語読めないでしょうから、
パラパラめくる程度でしょう(それでもかまいません)。
■そこで見て欲しいのが、
西洋圏の人たちはほぼ間違いなく
背表紙から見始めるということ。
■そこであなたが「No,no,no」とか言って
表紙はこっちからでこっちから読み始めるんだよと、(手振り身振りでかまわないので)伝えてあげてください。
そうすると、
” Oh, back to front!”
なんてリアクションをされる確率が【大】です。
back to frontの意味
■この「 back to front 」ってどういう意味かというと、
「前後が逆になっている」ということなんです。
■「えっ、なんで逆だなんて言うの?」
「日本の本は逆から始まっているとでもいうの?」
って思いましたか?
いい質問です!
横書きの言語(英語とか西洋圏の言語等)の本は
日本の縦書きの本とは見開きが反対なのです。
だから
西洋人は日本の小説を渡されると逆から見始めようとするのです。
ただ、日本の本でも横書きのものは、
英語の本と同じような見開きですから
試す価値なし。
要は日本は縦書きの場合と、横書きの場合と
2種類の見開き方向があるってことですね。
back to frontはこんな風にも使える
■今回ご紹介した「 back to front 」。
本の見開きだけではなく、
” You’ve got your T-shirt on back to front!”
「おいおい、お前Tシャツ前と後ろが逆だよ!」
なんて場合にも使えるんですよ!