イギリス英語での時間の言い方をさらに学ぶ
今日のテーマ
アメリカとイギリスでは、時間の言い方が異なります。ここでは、イギリス英語の時間の言い方の特徴をさらに学んでいこう
アメリカ英語とイギリス英語の時間の答え方の違いのおさらい
■まず、前回(その1)のおさらいを軽くしましょうか。
時間を聞かれたときの答え方として
(例えば答えが5時10分だったら)、
アメリカ英語の場合は通常
“It’s five ten.”
一方、イギリス系英語は
“It’s ten past five.” (5時10分過ぎ)
と表現する。
■また、3時50分は、
アメリカ英語の場合は通常
“It’s three fifty.”
一方、イギリス系英語は
“It’s ten to four.” (4時まであと10分)
■イギリス英語の法則としては、
「**時30分(半)」をさかいにして
「半より前」だったら「**時何分過ぎ」と表現し、
「半を過ぎたら」「**時まであと何分」と言い表すということ。
そして、前回は最後で
「実は、もうひとつ英語での時間表現で知って欲しいことがあるんです。」
と言いました。
それが何であるかをお話していきます。
イギリス英語での時間の言い方 知っておきたい法則
■イギリス英語の場合、
さらにもうひとつの法則が。
(イギリス系英語も世界に行けば広く使われています)
それは、
15分、30分、45分と、
この15分刻みのところでの表現が通常と違うのです。
■ところで「半分」って英語で何と言います?
「 half 」ですよね。
それじゃあ、「4分の1」は?
「 quarter 」といいます。
■この要領で答えるんです。
どういうことかというと、
7時15分は「 a quarter past seven 」
7時30分は「 a half past seven 」
7時45分は「 a quarter to eight 」
ということです。
■これらの表現を知らないでいると、
あなたが時間を聞いて、相手が
“It’s a half past three.”
とか
“A quarter past seven.”
って答えてくれた瞬間に頭の中に
あなたの頭の中に
「!?!?!?!?」
マークしかでてこなくなってしまいます。
だからまずはこういう表現があるんだということを
最低限知っておいて下さい。
特に、イギリスに行くときや、
イギリスと深い関係性のある、
オーストラリアやニュージーランドなどに行くときは。
知っているのといないのとでは、
その場面でのあなたの脳の瞬間的な反応が全然違ってきますからね。