助動詞 might/could/must/shouldの違いと使い分け
今日のテーマ
4種類の助動詞「might」「could」「must」「should」の意味と微妙なニュアンスの違いを知っておこう
今回は助動詞の使い方を勉強してみましょう。
あなたは
might, could, must, should
の使い分けは得意ですか?
んー、
得意とはなかなか言えないかもしれませんね。
助動詞ってなんだか
ややこしいものですものね。
じゃあ、
わかりやすいように
こんなシチュエーションで学習していってみましょう。
合コンで助動詞のお勉強
■「合コン」
今日は久々の合コン。
大学時代のクラスメートがセッティングしてくれた
5対5の合コンだ!
今日は絶対に残業になりませんようにっ!
との願いが通じて7時の時間通りに待ち合わせ場所へ。
あれっ、
まだ誰も来ていないや、
っと思いきや、
それらしい子が一人待ち合わせ場所に。
しかもっ、
超カワイー!!!
あれはそこらのOLじゃないぞ、
might, could, そしてmust
もしかしたらモデルさんか何か?
「 She might be a fashion model. 」
うんうん、モデルの可能性もあるかも?!
「 She could be a fashion model. 」
ちょっと近づいてよく見てみよう。
って、ありゃ間違いなくモデルだよ!
「 She must be a fashion model! 」
■こんな感じにmight/could/mustが使えるんです。
「might」と「could」は
ほとんど同じくらいのニュアンスです。
「~かな。」くらいのレベルです。
パーセントでいったら50%/50%位。
それが「must」になると、
「~に違いない!」くらいの確信に変わるのです。
こうなったら90%以上ですね!
shouldの場合
■それじゃあ、
「 should 」の使い方は?
今回のケースで「 should 」を使うとどうなるでしょう。
「 She should be a fashion model. 」
こう言うと、
「彼女はファッションモデルになるべきだよ。」
という風に、
サジェスチョン(提案)の文章になるんです。
「~すべき。」といような使われかたです。
「might」や「could」とは
またちょっと違った使われ方です。
助動詞の現在形と過去形のニュアンスの違い
■「might」や「could」は
単に「may」や「can」の過去形というだけでなく、
このような推測の際の
微妙なニュアンスの違いを表す
ひとつの方法として用いられるんです。
そして、「must」や「should」との違いについても
何となくわかりましたか?
■さあ、合コンを楽しみにしていた男の子の結末はどうなったでしょう。
そうです。
案の定のパターンです。
かっこいい彼氏風の男性が、ふっと現れて
目の前のモデル風の女の子と
腕を組んで街に消えて行ってしまいました。
そう、
合コンは実は延期になっていて、
彼のところには連絡が行き忘れていましたとさ。
なので、目の前にいたモデル風の子は、
合コン相手でもなんでもなくって、
ただ単に彼氏と待ち合わせをしている女の子だったとさ。
こんな感じが現実かな?
悲しいですね・・