ポストの意味と反対語
今日のテーマ
郵便以外で使われる「post」という単語について。「post」の反対語についても解説しています
さあ、今回のテーマは「ポスト」。
「へぇ、今回は郵便編ってこと?」
って思いましたよね。
郵便編を期待していたら、ゴメンナサイ。
確かに、ポスト( POST )なんですけど、今回のポストは郵便とは全く関係ない「 POST 」なんです。
もうちょっと正確に言うと、「 post- 」の使い方ということです。
postの意味
■それじゃあ、この「 post- 」って何かというと、日本語に訳せば、 「~の後の」「~の次の」ということになります。
きっとあなたも「 post- 」を使った単語を聞いたことがあると思います。
例えば、
「 post-World War 2 」
(第2次世界大戦後)
とか、
「 post-September 11」
(9.11テロ以後)
日本語でのニュースでも「ポスト-」っていう英語の言い方で表現されることが、たびたびあるはずです。
■この「 post- 」は他の英語の単語に置き換えれば、「 after 」になります。
ですので、上記の単語は、
「 after World War 2 」
(第2次世界大戦後)
とか、
「 after September 11」
(9.11テロ以後)
とも置き換えられるわけです。
■この「 post- 」という表現方法は、一般会話というよりかは、時事ネタとしての英語によく使われます。
「 post-apartheid 」
(アパルトヘイト撤廃以後)
「 post-cold war 」
(冷戦後)
「 post-election 」
(選挙後)
などがそうです。
postの反対語
■ちなみに、それじゃあ「 post- (~の後の)」の反対は?っていうと、
「 ante- 」 (~の前の)
になります。
「 ante-Christum 」
(紀元前)
とか、
「 ante-bellum 」
(戦争勃発前)
などがそうです。
しかし、「 ante- 」は「 post- 」と比べると、使われることはあんまりありません。
■ちなみに、「 post- 」が「after」に置き換えられるように、「 ante- 」は「before」に置き換えることが可能です。