英語圏で相手に謝る際は、何に対して誤っているのかを明確に伝える
今日のテーマ
相手:「ごめんね」
あなた:「うん、でももう気にしなくていいよ」
とか、
あなた:「ゴメーン」
相手:「おい、お前いい加減にしろよ!」
などと、謝ったり、謝られたり。
それに対するいろいろな対処の仕方。
この「謝る」ということにまつわる会話というのは、日常会話でとっても多く交わされるものです。
いったい1日の中でも何回、このような会話が行われるでしょうか?
けっこうありますよね。
今回から3回のシリーズで
この「謝る」にまつわる英会話をご紹介していきます。
1回目の今回は「謝り方」
2回目は「謝られた時の対応(1)」
3回目は、2回目とは逆のパターンでの「謝られた時の対応(2)」
こういった流れでお話していきます。
それでは第1回目を
一緒にみていきましょう。
英語で謝る
■「 I’m sorry. 」
「 I’m terribly sorry. 」
「 I should apologize. 」
「 Pardon me. 」
などなど、
謝り方にはいろいろな言い方があります。
あなたが相手に対して
「申し訳ない」という気持ちがあるなら
きちんと謝ることは大事だと思います。
しかし、
ただ謝ればいいってもんじゃありません。
それじゃあ
まるで最近よくニュースで見る、
企業のお偉いさんが揃って
「申し訳ございませんでした。」
と言って頭を一斉に下げている
シーンと変わりません。
あれって本当に謝っていると思います?
ただ単に、
謝るという行為を示しているだけでは?
謝るときに大事なのは、
ただ謝るという「行為」
だけではありません。
・何に対して謝っているのか
( explain why)
・次回に約束すべきことはないか
( make a promise )
・申し出出来ることはないのか
( make an offer )
・誰による過失なのか
( say that it’s your fault )
こういったことを
「謝る」ことと同時に
相手に伝えなくてはなりません。
そうでなければただ
「謝っている振り」に過ぎません。
(日本ではただとにかく謝ることが大事だったりもしますが)
この日本と外国の謝り方の微妙な違いについては、よかったらバックナンバーを見てみてください。その違いを多少わかってもらえるかと思います。
⇒「あなたのSorryは何パーセント?」
謝罪の中身を明確にする
■英語圏の国で謝るとしたら、
例えば次のようにすべきです。
「 I’m sorry for being late this morning because I missed the bus. 」
(同時に理由を言っている)
「 I’m terribly sorry. I will be more careful next time. 」
(同時に次回以降の約束をしている)
「 I must apologize for making the mistakes. I will correct them before I go home. 」
(同時にあなたが出来る申し出をしている)
「 I’m very sorry. This is all my fault. 」
(同時に誰が悪いかをはっきりと言っている)
こういったことが
きちんと相手に言えてはじめて
「謝っている」
といえるのだと筆者は思います。
(ちなみに西洋社会ではこの考えは大事です)
■あなたも同意見ですか?
もしそうでしたら
是非、謝る際はただ謝るのではなく
今回覚えたような言い方も加えて
謝ってみてくださいね。