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英語エッセイを書く際の全体構成の基本【初心者編】

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目次

英語エッセイの構成

今日のテーマ
今回は英語エッセイの書き方シリーズの「全体構成の基本」についてです。英語初心者でも簡単に分かるように事例を交えて説明してあります


 今回は、英語で小論文を書く際の
 
  「英語エッセイを書く際の構成」

 について具体的に触れていきます。
 
 
 
  といっても、

 難しく考えないで大丈夫です。
 
  あくまでも「基本中の基本」を

 知ってもらうだけですので。


 リラックスして読んでくださいね。  
 

 
  また、
 
  この「基本中の基本」

 を身につけるだけで、
 
  あなたの英語力が大きく上達する可能性があることも、是非覚えておいてください。
  

英語エッセイの3つの構成要素

 
■さあ、それではいってみましょうか!
 
 
  まずは英語エッセイの構成の

 全体像についてお話しましょう。
 
 
  あなたが小論文を書く際の文章は
 
  大きくわけて全部で3つのパートから構成されることになります。
 
 
 
  その3つとは、
 
 
  1.Introduction
 
  2.Main Body
 
  3.Conclusion

 
 
 
 
  この全体の構成を
 
  Essay Structure
 
  とよびます。
 

各3つの構成要素で述べること

 
■1.の「Introduction」で読み手のアテンションをしっかりとつかむと共に、以下を述べることになります。


 ・これから何について
  あなたが書いていくのか、
 
 ・あなたの議題に対する意見

 

 次に、
 
  2.の「Main Body」で、

 あなたの意見の正当性を証明するための、
 
  事実関係の提示や、その根拠、具体例

 などを提示していきます。
 
 
  そして、
 
  最後の3.「Conclusion」で、

 ・重要ポイントの要約

 ・あなたの意見、
 
  ・今後の予測

 ・読み手に対するアクションの呼び掛け


 等を綴っていきます。

 

具体例で見てみる

 
■具体的な例でみてみますと、

 例えば、
 
  「TOEIC試験は
   企業にとって有益性があるか?」
 
  というテーマが出されたとして、
 
  あなたの意見が、
 
  「TOEIC試験は
   企業が社員の英語力を把握するのに
   適した手段である」
 
  だとしたら
 
 
 
■1.「Introduction」では、
 
  ・現代の企業における英語の必要性(背景説明)
 
  ・日本で受験出来る各種英語試験の現状(背景説明)
 
  ・あなたの意見「TOEIC試験は企業が社員の英語力を把握するのに適した手段である」
 
  
  といったことを述べます。
 
  読者の興味をかきたてるような
 
  テーマに対する背景説明すると共に、

 あなたの意見を提示します。
 

  
■2.「Main Body」では、

 「Introduction」で述べた
 
  あなたの意見の正当性を

 証明していくことになります。
 
 
 
  ここで注意しなければならないのは、
 
  この「Main Body」は、
 
  あなたの「(個人的な)意見」を述べる場ではないということです。
 
 
 
  あなたの意見は

 1.「Introduction」と

 3.「Conclusion」では述べますが、

 
  2.「Main Body」は、

 その証明作業を行う場だということです。
 
 
 
  例えば今回の例ですと、
 
  「TOEICは受験者の分母が大きいので社員の評価が客観的である」
 
  「TOEICは日本以外の国でも実施されているので他国との相対評価も可能」
 
  「TOEICそのものがビジネス英語力を測ることを意識して作られている」
 
  といった事例を提示し、
 
  実際の受験者の数や試験開催国数についての具体的なデータを示して、あなたの意見の根拠をしっかりとサポートしていくようにします。
 
 

■3.「Conclusion」では、

 2.「Main Body」での重要ポイントを要約したり、
 
  1.「Introduction」で述べたあなたの意見を再度述べたり
 
  (この場合は同じ内容を違う表現方法で述べる)
 
  こういったことを明確に示し、

  読者があなたのポイントを

  しっかりと理解出来るようにして

  締めくくっていきます。
 
 

英語エッセイの構成 まとめ

 
■全体の構成としては

 このようなかんじとなります。
 
 
 「Introduction」で
 読者の興味を引きつつ
 あなたの意見を述べる。
 
 「Main Body」で
 ロジカルにあなたの意見の証明を行う。
 
 「Conclusion」で
 読者の印象に残るように
 あなたの伝えたいことをまとめる。

 

  
■日本語での文章では、

 意見をストレートに伝えなかったり、
 

  最後の最後で

 どんでん返しのように

 あなたの意見を言ったり
 

  あえてあいまいに伝えたり、
 
  そんな風にする風潮もあります。
 
 
 
  英語での文章術は

 「そうではない」ということです。
 
 
  伝えることははっきりと
 
  伝えるべきところでしっかりと伝える。
 
  これが基本となります。
  

 
■このパターンを知っていれば、

 ほかの人が書いた文章でも、
 
 どこを見れば要点が書いてあるか

 すぐにわかります。
 
 
  文章を全部読まなくても
 
  効率よく要点だけ把握する

  ことだって可能になります。
 
 
  スピード・リーディングにも

  活用出来るというわけです。
 

 
  次回では「Essay Structure」の
 
  それぞれのパーツ(Introduction/Main Body/Conclusion)
 
  についてもうちょっと

  説明をしていきますね。
 
 
 
  続けて読んで
 
  「基本中の基本」を

  マスターしてください。

  
——————————-

■「英文を書く」っていう行為は

  英語を上達させるという意味において
 
  筆者にとっては

  非常に役に立った方法です。
 
 
  全体の構成もそうですし、

  適切な語彙の選定、
 
  スペリング、文法などなど。
 

  「英語を書く」時ってこれらをとっても
 
  気をつけながら書くんですよね。
 

  この丁寧に集中して英語を書く行為が

  筆者の英語上達に

  非常に効果があったんです。
 
 
 「英文を書く」という行為は

  あなたにも

  是非お勧めできる学習術です。

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