いつでも誰にでも「After you」と言えるのがジェントルマン( Gentleman )
今日のテーマ
あなたもジェントルマンな振る舞いをしたかったら、誰に対しても「After you.」と言うことから始めてみよう
筆者のFather-in-law(義理の父)は、なんでも出来ちゃうハンディ・マン。
家具を作ったり、家の修繕や車の整備、キャラバンカーだって改造出来ちゃいます。
「すごいな~」といつも関心してしまいます。
そしてさらに彼の魅力的なところは、とっても「紳士的」なところ。
英語で言う、「ジェントルマン」ってやつですね。
よく、「ジェントルマンはいつでもレディーファースト」とはいいますが、彼の場合は、「いつでも誰にでもファースト!」。
たとえ Son-in-law の筆者にでさえ、いつも先をゆずってくれるのです。
ジェントルマンが常に発する英語は、「After you.」
そして、その時に発する言葉が、
「After you, sir.」
「お先にどうぞ」
かっこいい~。
■筆者もこの言葉を言いたいが為に(!?)、バス停などでどっちが先に乗るか見合わせたときなど、
「After you.」
などと言って、先の乗ってもらったりしています。
ガツガツせずに、常に人に何かをゆずるというのは、そうさせてもらっている自分自身も、気持ちがいいものですよね。
■「お先にどうぞ」のバリエーションとしては、
「You first.」
「You go first.」
「Go ahead.」
などがあります。
みなさんもいっぱい人に順番を譲って、これらの言葉をたくさん言ってくださいねっ!
ジェントルマンの発音
カタカナで、「ジェントルマン」と書きましたが、英語「Gentleman」の読み方は、実際は、ジェントルメン に近いです。
発音記号で書けば、「dʒénṭlmən」。
MANのところは弱く発音するから、「 mən 」ってなります。
複数形の発音
ジェントルマンの複数形「Gentlemen」のスペルは、単数形 「Gentleman」とは、「men」と「man」のところが、スペルが違います。
しかしながら、発音はと言うと、
単数形の「Gentleman」
複数形の「Gentlemen」
どちらも全く同じ発音なんです。
単数形、複数形、両方共に、発音のストレス(強調)は、単語の前半部分の「Gent」のところにあって、後半部分は弱く読むだけです。
そして、全体の発音記号としては、全くの一緒になっちゃうんです。
■ところで、よく聞くフレーズに、
「レディース アンド ジェントルメン」
ってありますよね?
「レディース&ジェントルメン」
というのはもちろん、女性・男性 共に複数形の
「Ladies and Gentlemen」
のことを言っています。
女性は複数だけど、男性はただひとり。
なんてハーレム状態なわけないですものね(笑)。
ジェントルマンの行動様式であるレディーファースト
《 追記 》
■レディーファーストという概念は、もともと中世ヨーロッパの男性至上主義が発端と言われているようです。
男性が全ての中心であり、女性は男性の許可なくしてドアを勝手に開けて先に進んだり、公共の場で勝手に椅子に座ってはいけない、という。
ただし、現在ではもともとの概念は薄れ、相手を「思い遣る」「いたわる」という心の表われの体現となっているようです。
ですので、筆者のFather-in-lawのように、男性・女性関係なく「After you」で先に譲ってくれたりするわけですね。