英語で彼氏、彼女を紹介する
今日のテーマ
海外であなたの彼氏(旦那)・彼女(妻)の正しい紹介の仕方を知っておきましょう。「This is 名前」で紹介するのが正解です
海外では、彼氏(旦那)・彼女(妻)同伴があたり前
仕事仲間や遊び仲間とのパーティーなんかに行く際、欧米社会ではカップルで一緒に行くのが一般的です。
結婚していたら奥さんや旦那さんを。
もしまだ結婚していなかったら彼女や彼氏。
そして、もし彼氏も彼女もいなかったら、これをチャンスにお気に入りの子を誘ったりしちゃうのです。
そうやって友人関係は
「カップル同士で」
という形で発展していくのです。
ちょっとこの辺は日本とは違いますよね。
日本では友達同士の間でも、彼氏や彼女の存在をよく隠したりしてますよね。
両親にも結婚寸前まで秘密にしておいたり。
英語で彼氏・彼女を紹介する
■さて、パーティー会場であなたの友達に会ったら、あなたの彼氏・彼女を(こちらでは「パートナー」と一般的に呼びます)紹介することになります。
それじゃあ何て紹介します?
「She is my girlfriend, Maria.」
なーんていったら彼女、かなりムッとするでしょうね。
「えっ、なんで?」
と思いましたか?
なぜなら、
彼女自身を目の前にして、3人称(She)で呼ぶなんて失礼だからです!
日本語にすれば、
「彼女は僕のガールフレンドのマリアです。」
と、普通の表現で問題なさそうなのですが、英語ではそうではないのです。
こういう違いは、英語を単に和訳してもわかりませんよね。
表現の仕方の常識・非常識の問題といったらいいかもしれません。
「私の彼女です」正しい英語で紹介すると
■それじゃあ正しくは、何と言って彼女を紹介すればいいのかというと、Thisを使って、
「This is my girlfriend, Maria.」
になるのです。
ここにいるのですから、「This」です。
「This is 名前(人名)」
という紹介をするのが正しい言い方です。
これなら彼女もニッコリです。
くれぐれも紹介の際は気をつけてくださいね。
けっして彼女(彼氏)にムッとされることのないように!
本人が目の前に居ない際は?
■それでは、彼女がその場に居なくて、彼女を話題にする場合は?
普通に考えたら「She」を使いますよね。
確かに「She」も使います。
しかし、
相手もあなたの彼女のことを知っている人だったら、普通は3人称ではなく、きちんと名前を使うことが多いです。
日本だったら
「いやあ、最近妻がねぇ・・・・」
とか、
「彼ったら・・・・」
といった風にいうところですけど。
(特に男性で奥さんを名前で言うことって少ないですよね)。
欧米社会ではちょっと違うのです。
名前を使いながら会話をします。
「Yuria」
「Naomi」
「Nana」
なんだって構いません。
もしそれがあなたの彼女の名前だったら(間違えずにねっ!)。
■西洋社会では行動の基本は「カップルで」です。
パーティーに行くのも一緒ですし、友人同士で遊ぶ時も、人の家に招待される際も。
日本人には、ちょっと馴染みにくいと感じる人もいるかもしれませんが、それによって人間関係が広がるという良さもあります。
日本もいつかそんな風に変わってくるのかもしれませんね。
最近は、彼氏彼女のことをPartner(パートナー)とも呼ぶ
《 追記 》
■最近では自分の彼氏・彼女や旦那・妻のことを、「Partner」と呼ぶケースが多くなってきています。
ネイティブの友人によると、「前はパートナーなんて呼ぶ人はあまりいなかったのにな」と言っていました。
最近では、結婚という形態はとらないカップル(事実婚:De Facto)も増えています。
また、同性結婚(civil union)を認める国も増えてきています。こういったことも言葉の変化の背景にあるのでしょう。