「何て言った?」と英語で聞き返す
今日のテーマ
「何て言ったの?」と英語で聞き返さなければならない状況はよくあるかと思います。ためらわずに、ここで学ぶ英語フレーズを使っていきましょう
英語を上達させるために重要なことのひとつに、「わからなかったら聞き直す」ということがあります。
ちょっとわからなくても、
「Yes, Yes.(うん、うん)」と言って、わかったようなふりをして聞いてしまう。
そんな心境もよ~くわかります。
それに、多少はわからないところがあっても、会話の流れからある程度内容を推測しながら聞くことをしたって、筆者はまあ、それはそれで状況によってはいいだろうと思います。
しかし、とんちんかんな答えをしてしまうくらい、相手が言っていることを理解していないようだったら、やはりきちんと聞き直して、会話を成立させる必要があると思います。
そうでないと、相手にも失礼ですし。
ネイティブスピーカー同士だって、聞き直している光景をよく目にするくらいですから、あなたが聞きな直したって全然平気ですよ。
何て言ったかを英語で聞き返す
■それでは、聞き取れなかった場合、なんて聞き返すか?
答えは、
「Pardon?」
とか、
「Beg your pardon?」
(正式には 「I beg your pardon?」)
ちょっと語尾を上げながら、このように言ったらいいでしょう。
こう言えば、
「何て言ったの?」
という意味になります。
この聞き方は、若干丁寧な感じの言い方なので無難です。
でもあくまでもソフトな言い方で使ってください。
たとえ丁寧な言い方でも語気が強かったら、やはり喧嘩口調っぽくなりますので。
■それ以外の聞き返し方としては、
「Sorry?」
もけっこうよく使われまし、
「Sorry, I couldn’t hear you. Say again, please?」
「Sorry, what did you say?」
といったセンテンスも使われます。
どれも、「何て言った?(もう一回言って)」、という意味になります。
センテンスの場合は、Sorry の代わりにExcuse me を使うこともあります。
基本的に聞き返しで Sorry という単語を使うのは、へりくだった感じをかもし出すためのようです。
「You what?」もOK?
■それと、ちょっと気をつけたほうがいい言い回しは?
「You what?」
ですね。
日本語訳したら「なんてった?」といったかんじです。
もちろん語気の強さにもよりますが。
この言い回しは使ってもかまいませんが、年上の人や、目上の人、それほどまだ親しくない相手には、使うのは避けたほうがいいでしょう。
「ゆっくり話して下さい」と英語で頼む
■また聞き取れないのが部分的ではなく、「まるっきしわからない????」というような場合は、
「Excuse me, but could you speak slowly, please?」
などと言って、話すスピードを落としてもらうといいでしょう。
もしあなたが何も言わないで聞いていたら、相手はこっちはわかっているものだと思って、お構いなしに速いスピードで話してきてしまったりします。
基本的に外国人慣れしていないネイティブスピーカーは、まるで世界中誰でも英語はわかっていると思い込んでいるかのようです。
手加減なく、ものすごいスピードと訛りで話してくることがあります。
ですので筆者は、話しをする前にあらかじめ、
「ゆっくり話してね」
とお願いしちゃう場合もあります♪
聞き返すという行為は、相手とコミュニケーションを取りたいから
《 追記 》
■実際の英会話の中で相手に聞き返すという行為は、もしかしたら少しためらってしまうかもしれません。
話の途中で何回も何回も聞きなおすと、会話が進まないのでは..
相手に「この相手とは話しにならないな」と思われそう..
ゆっくり喋ってもらっても、聞きとれなかったらどうしたらいいの..
そんなふうに思ってしまうかも知れませんね。
そんな時は、会話の基本を思い出してください。
会話の基本は、
「相手とひとときの素晴らしい時間を共にすること」。
「相手の言っていることをちゃんと理解したい(聞き取りたい)!」
というあなたの気持ちが相手に伝われば、相手も嬉しいはず。
逆の立場だとしたら、きっとあなたもそう感じますよね。
そう思えば、相手に聞き返したっていいですよね。